クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ハイドン 交響曲第88番 ラトル(07)

2012.06.08 (Fri)
ラトル8892
ラトル/ベルリンフィル(07、EMI)は少し力を抜いて爽やかに演奏。
それはそれでもちろん悪くはないが、2007年の演奏としては何かもう一つ
打ち出してほしかった。
曲の後半は尻上がりに乗ってくる。

録音はベルリンのフィルハーモニーでのライブ。
大ホールの過剰なひびきが抑えられている。

第1楽章から余裕の表情。現代オケでとげとげしくなく標準的な響き。
しかしラトルだけにもう一つ期待してしまう。もっと溌剌としていてもいい。
第2楽章のラルゴも美しい響きが基調で時折挟まれるいォルテシモもまろやか。
第3楽章は速めのテンポで軽やか。ティンパニが乾いた軽い響き。
バロックティンパニか?流麗さの中にアクセントが効く。
終楽章は心地よい。徐々に運動量を上げていく。ここら辺の演出は心憎い。
ラトルはモーツアルトよりもハイドンが似合う。
ただ、彼ならばもっと愉悦する演奏ができる。

6:45  5:45  3:58  3:37   計 20:05
演奏  A   録音 90点

コメント


管理者のみに表示

トラックバック

ラトル/ベルリンフィル(07、EMI)は少し力を抜いて爽やかに演奏。それはそれでもちろん悪くはないが、2007年の演奏としては何かもう一つ打ち出してほしかった。曲の後半は尻上がりに乗ってくる。録音はベルリンのフィルハーモニーでのライブ。大ホールの過剰なひびきが?...