クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ニールセン 交響曲第2番 グールド(66)

2012.06.03 (Sun)
グールド2
グールド/シカゴ交響楽団(66、RCA)はアメリカのピアニスト・指揮者・作曲者・編曲者。
1913年生まれ1996年に亡くなっているからバーンスタイン(1918年~90年)の人生を
カバーした先輩のような人。
録音はショスタコの2番「十月革命」、R・コルサコフの2番「アンタール」と
ニッチな2番路線をいく。ニールセンは2番「四つの気質」だけだからこの人は
2番偏執狂なのかもしれない。
演奏は誠にスカッと爽やか。それでもってオケがうまいのだからこれはこれで楽しめる。

録音はシカゴでのセッション。響きの豊かさとキレを持った優秀録音。
同時期のマルティノンとの不滅より優秀。左右に分離するのはこの時代の特徴。

第1楽章は猛烈な勢いで飛び出す。シカゴの機能性を生かし実に爽快。
ただしこの曲に秘められた情念はスパッと洗い流されている。
ブラスは弾力性を持ってバリバリ前進する。
第2楽章も保有盤最速スピード。夢見心地ではなく軽やかにステップ。
第3楽章は純音楽的な再現。悲劇性や沈痛感はなく明るめの音で客観的に鳴らす。
終楽章はまたもや一気呵成。最初のティンパニの一撃に始まりずんずんワクワク。
なんだかハイドンを聴いているような楽天性がある。
しかし中間部では思いっきりテンポを落としロマンティックな表情に。
そして未練のない終結をむかえる。

8:52  3:56  10:01  6:35   計 29:24
演奏  爽  録音 89点

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グールド/シカゴ交響楽団(66、RCA)はアメリカのピアニスト・指揮者・作曲者・編曲者。1913年生まれ1996年に亡くなっているからバーンスタイン(1918年~90年)の人生をカバーした先輩のような人。録音はショスタコの2番「十月革命」、R・コルサコフの2番「アンタール?...