クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ブルックナー 交響曲第4番 シュミット-イッセルシュテット(66)

2012.04.08 (Sun)
イッセルシュミットブル4
シュミット-イッセルシュテット/北ドイツ放送交響楽団(66、CINCIN)は意外なロマン性。
音の貧しさを忘れ聴き入ってしまった。

録音はテープの保存が良くないのかゴロとヒスがある。原音はまとも思う。
この音源は他のレーベルからも出ているのでそちらのほうがよいかもしれない。

第1楽章は弦の扱いが重視されヴァイオリンに繊細な表情。金管は真面目に吹く。
テンポは音量が大きくなると速くなる傾向で伸縮あり。
歌うところはかなりテンポを落としてロマンティック。
こんな表情豊かな指揮者だったかな、と再認識。
やや貧しい音から聴こえてくる終結部はウキウキ感がある。
第2楽章も音はストレートなのだが、センチメンタルな味付け。
北ドイツというから豪快ぶっきら棒を想像した。
両端の孤独な歩みに対して6:30からの踊るような中間部が
なんと楽しげなことか?かなり意外。
第3楽章は真面目。
終楽章は冒頭から直線的に盛り上がる。
クライマックスが到来した後のゆったりした弦の歌が特色だ。
独自の歌謡性を持ち込む。
この演奏は全奏部分ではやや硬くなるが、それ以外の部分では個性的。
音がよければ・・・。

18:28  16:06  10:42  20:32   計 65:48
演奏  (A)  録音 79点

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