クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

モーツァルト 交響曲第40番 バーンスタイン(63)

2012.03.28 (Wed)
バーンスタインmz3640
バーンスタイン/ニューヨークフィル(63,SONY)は、ひたむきな演奏。
クラリネット使用。

録音はフィルハーモニックホールでリマスターでヒスは少ないがやや音は丸くなった。
今からみるともっさり感のある音。

第1楽章の開始の漣はなんともいえぬ雰囲気をもっっている。
その後も微妙に表情をつけながらながらロマンティックな面を見せる。
ここぞというところではバーンスタインのうなり声も聴かれる。
ヴィヴラートのつけ方など時代を感じさせる。
決してスマートな演奏ではないが案外味がある。
第2楽章はやや鈍重な感もあるが木管が美しい。
ジュリアス・ベーカーのフルートだろうか。
第3楽章は低弦の強いニューヨークでは三拍子が目立ち、
二拍子の高弦は追いやられる。独特の強さを持った両端に優しい中間部。
終楽章の疾走振りはまさに疾風怒涛の感がある。
前半のリピートを行ってこのタイム。
編成の大きなNYPをかり立たせるアンサンブルは
きわどい場面もあるがお構いなしに走る。バーンスタインは燃えている。
やや雑な音の中で激しく生きようとする。
標準的な名演ではないが、若き日のバーンスタインがいる。

8:19  8:32  4:37  6:09   計 27:37
演奏 A-  録音 85点

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