クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ブルックナー 交響曲第9番 チェリビダッケ(81)

2012.01.19 (Thu)
チェリブル39
チェリビダッケ/ミュンヘンフィル(81、MEMORIES)はこの段階で
チェリの9番が出来上がっていることを確認した。
この曲は数ある交響曲とはまるで違う別次元の音楽であることを思わせる。

録音はステレオ・ライブだがDレンジそこそこでヒスはある。
しかし飽和感などなくこの時代では良好な非正規録音?。

第1楽章が始まるとチェリの世界に引き込まれる。
比較視聴していないので、どこでどのようにテンポが違うのかわからないが
この盤はEMI盤(95)より5分ほど短い。しかし受ける印象はすでに後年のものだ。
なんと言っても特色は宇宙的なスケールで空間全体が伸縮するような呼吸感。
最後の2分間、クラリネットに導かれて進むと広大で眩しい宇宙が眼前に展開する。
第2楽章も揺るがせにしないテンポで宇宙の鳴動を描く。
終楽章は演奏時間こそ30分に乗っていないが広大な空間に漂う印象は同じ。
低弦が深くものをいう。ミュンヘンの太い音の持続力はも凄い。
正規録音で音がよければS級だ。
拍手が1分ほど入っているが意識が醒めて徐々に盛大になる。


27:27   12:13   27:49   計 67:29
演奏  参   録音 80点

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