クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ブルックナー 交響曲第9番 マゼール(99)

2011.12.22 (Thu)
マゼールブル全BR
マゼール/バイエルン放送交響楽団(99,BR)はオケは凄いが演奏にはズレを感じた。

録音はガスタイクホールでの優秀録音。

第1楽章は31分を超える。冒頭まず粘りながら頂上を極めるが
いきなりこのオケの底力を見せ付けられる。
しかし、このテンポの遅さは、深淵さもかもし出すが、停滞感も併せ持つ。
ちょっとやりすぎたか。
それでもこの音響に浸る快感を味わっている自分に気づいたりする。
鳴りが良すぎる。
なお、この楽章の終結は私が耳をそばだてるところだが、残念。
この演奏は全ての音をのっぺりテヌートにしてしまっている。
第2楽章は通常のテンポで打ち込みも激しく良い。
終楽章は再び長大な時間をかけるが、今ひとつ酔えないのはなぜか?
どうも強力すぎる指揮のドライブ、その呼吸感が私の求めるものに
フィットしていないような気がする。
明快豪快に鳴るオケが今ひとつ心に沁みてこない。
剛直な5番辺りだとこの音響が合致していたが・・・。
相変わらずこのオケのホルンは最後まで強奏してもなんてことがない。
最後のバス・チューバも良い。
演奏終了後拍手までの間はたっぷり。

31:17  10:59  28:23  計 70:39
演奏  A-   録音 91点

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