クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ニールセン 交響曲第1番 ミョンフン(89)

2011.09.07 (Wed)
ミョンフンニルセン
チョン・ミョンフン/エーテボリ交響楽団(89、BIS)は現時点で彼の最後のニールセン録音。
83年の第2番録音に始まり85年3番、87年5番、そしてこの録音。
ミョンフンで全集が完成するかと思いきや、このあと4、6番は先輩ヤルヴィが録音して
BISに初のニールセン全集ができる。一体何があったのだ?
89年にミョンフンはバスティーユ歌劇場の音楽監督に就任し多忙になったということか。

録音はエーテボリコンサートホールでマスのどっしりした音響。

第1楽章は落ち着いたテンポで急がない。勢いよりもバランス感を大切にする。
録音当時36歳と若いのだからもう少し突っ込んだらどうですか?と思ってしまう。
同じ録音時間にプレヴィンがあるが表現はもっと潔さを備えている。
しかし、抒情性を際立たせる表現は特色がある。
第2楽章はスコア通りなのだが音の重なり方に工夫が少ないので単調な感。
第3楽章も前楽章と同一印象。共感の薄さか、本場北欧のオケに任せているということか。
終楽章も何か生気のない音楽。丁寧なのだが・・・。
ここそというところでの踏み込みがないため安全運転に聴こえる。

9:41  7:01  8:08  8:42   計 33:32
演奏  B+   録音 88点

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