クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ニールセン 交響曲第3番 トムソン(91)

2011.07.11 (Mon)
トムソン全集
トムソン/ロイヤルスコティッシュ管弦楽団(91、Chandos)は指揮者最後の録音。
63歳の若すぎる死。彼の遺産のニールセンの全集は素晴らしい。
素朴で逞しい音楽がぴったり。

録音はグラスゴーのシティホールで適切な音場感で低域から充実。
第1楽章はゆるがせにしない男の音楽。前へ向かう推進力を秘めながらどっしり。
彫の深く押しの強い音楽づくりはトムソンだ。
第2楽章は緊張感が強い。弦の押しつけも強い。声楽は管弦楽と一体となる。
第3楽章も重心が低い。
終楽章も正攻法で始まり進む。低域から細部を積み上げていく。
インテンポのまま興奮をあおることなく分厚いブラスが重厚に最後を締めくくる。
男だ。

11:42  8:45  6:28  9:08    計 36:03
演奏  A+   録音 92点

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