クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

マーラー 交響曲第5番 サラステ(90)

2011.04.29 (Fri)
サラステマーラー5
サラステ/フィンランド放送交響楽団(90、Virgin)は北欧コンビのマーラー。
この奏者のシベリウスとはまるで音が違いスケールと迫力のある音がするが、
表情は爽やかで端整。前半こってりにしないため全体の構成バランスがよい。

録音はヘルシンキのヤルヴェンパーコンサートホールで
適度な音場と低域をそれほど入れない音。
第1楽章は明快な表現が印象的。ドロドロにならずすっきり。音楽はもたれず進む。
純器楽的ともいえる美しさ。
第2楽章も折り目正しい。マーラーの毒を取ってしまった感はあるが
アクの強い演奏を聴きすぎた後には、このような演奏が新鮮に聞こえる。
うねらずサックサック。この楽章を爽やかと感じたのは初めて。
第3楽章はここまで速めに来たのにここではたっぷり思いっきり歌う。
ホルンは音が割れんばかりの強奏を見せる場面も。金管ががんばる。
第4楽章のアダージョは流れは速いが情感は豊か。
終楽章は過不足ない。活気はあるが熱はない。
全曲聴き終わって日本とフィンランドの感性の近さを感じた。

11:44  13:40  18:35  9:22  14:38   計 67:59
演奏   清A  録音 91点

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