クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

マーラー 交響曲第3番 P・ヤルヴィ(02)

2011.04.20 (Wed)
pヤルヴィマーラー3
P・ヤルヴィ/フランス国立管弦楽団(02、SSP)は彼にとって初期のマーラー。
パーヴォは08年の来日時にマーラーの9番をフランクフルトと演奏していた。
聴きに行った私はブルー系のすっきりとバランスの取れた音楽に彼の職人気質を見た。
弱音はどこまでも美しかったが、決して耽溺していない。
そんな彼が3番をどのように振るのか聴きたくて非正規盤に手を出してしまった。
従って参考聴き。
録音は放送用LIVE音源?でハムノイズがある。モコモコ感もあるが後半の方が音質がよい。

第1楽章は明るく快活と言うより厳かな雰囲気が支配。軽い音は録音とオケの特色?
今ひとつ乗り切らない印象。
第2楽章はトロトロの甘い表情を見せる。無茶苦茶な迫力部分でなく、
緩い部分で仕掛けをするのがパーヴォだ。
第3楽章スケルツォにおいてポストホルン導入以降グッとテンポを落とす。
しかし奏者の調子が今ひとつでこの長い音楽が不安定さを見せる。
第4、5楽章の独唱は太い声質、ややくどい表情がちょっと・・・。
終楽章は明快な音楽。耽美的にせず丁寧だがクリアー。
しかし切々とした歌いかけがあり客観一辺倒でない。
一筋縄でないのが彼らしい。ただ、オケがややラテンでラフなのが気になった。
終結はグッとテンポを落とし感動させる。ブラヴォーの拍手。彼は世界のどこでもモテる。
これから出るであろうフランクフルト放送交響楽団との演奏に期待したい。

33:08  10:00  19:01  9:35  4:10   22:13  計 98:07
演奏  -   録音 83点

コメント

デュトワの名演
こんばんは。

本日放送されたデュトワ&N響が大変素晴らしかったです。
いかんせん大曲なので、
バーンスタインのCBS盤を年に1度聴くくらいなのですが
大いに感動しました。
最終楽章が最高だったのですが、やはり長大な曲を最初から聴いてこその感銘。
他のディスクも聴かなければ・・・と思った次第でした。

影の王子
デュトワに続きパーヴォ・ヤルヴィもNHK響と
マーラーの3番をやりますね。

私もバーンスタインの旧盤で衝撃を受け
未だにその呪縛から解けないクチです。
まあ、仕方ないと、あきらめています(笑)

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