クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シューマン 交響曲第2番 レヴァイン(87)

2011.02.03 (Thu)
レヴァインシューマン23BPO
レヴァイン/ベルリンPO(87、DG)は2回目全集録音。
この人はシューマンの何が好きなのだろうか?
録音はDGらしく無理をしないが弦がフォルテで駆けるところはキンキンした感じを残す。
これまたDG得意の半ライブ録音だが2年前に同じ方式録音された
バーンスタイン盤のほうが深い響き。

第1楽章を聴き始めてずいぶんすっきりした音だと思った。
全てが潔くよどみなく進行。陰影はない。
どうやらマーラー版を参照しているようだが、レヴァインの演奏自体も相当明快だ。
第2楽章もてきぱき。どうせやるならベルリンを使っているのだから
師匠のセルを上回る曲芸を見せて欲しかった。
第3楽章はこの曲の聞かせどころだが、沈み込む様子は一切ない。
テンポが速いからという問題でなく、フレーズの込められたニュアンスの
再現に意を用いてないからだ。腕のある奏者がただ楽譜通り弾いている。
第4楽章の印象も同じ。全てがあからさまで単純明快。
しかし、今となるとより見通しのよい演奏はある。最後のティンパニの打ち込みは激しい。

12:19  7:03  10:20  8:14   計 37:56
演奏  B+   録音 88点

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