クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ニールセン 交響曲第4番 マルティノン(66)

2011.01.26 (Wed)
マルティノン4LP(←国内LP)マルティノン4輸入(←輸入LP)マルティノン4(←CD)
マルティノン/シカゴ交響楽団(66、RCA)は当初のジャケットが鮮烈だった。
レコード屋で見慣れないニールセンという作曲家の「不滅」と黄金に大書された
このLPはやたら目立ち、大いにそそられたものだ。

録音はややまるくデットで当時の優秀録音とまでは言えない。
ヌケが今一つで鈍重さは免れない。

第1楽章から知的なムードで音を短く切りサクサク進む。
最初の2楽章は保有盤最速ペース。過剰な表現がないのはいいがかなり硬派。
第2楽章は木管などバロック音楽を聴くような端正さ。
第3楽章になるとテンポは落ち着き複雑な音楽が顔を擡げる。癖のない棒さばき。
終楽章は勢いが凄い。シカゴ響も良くついて行っている。
即物的ともいえる音楽づくりは愛想がないため最初聞くと取り付く島がない。
颯爽としているがややこの曲の持つ感情の振幅をばっさり切り落としてしまったようだ。
ザッハリッヒさでは最右翼だが、録音も含め今となっては分が悪い。

10:15  4:27  10:19  7:44   計 32:45
演奏   A-  録音  85点

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