クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

ニールセン 交響曲第1番 プレヴィン(67)

2011.01.25 (Tue)
プレヴィン1
プレヴィン/ロンドン交響楽団(67、RCA)はこの曲を初めて聴いて好きになった演奏。
輸入LP盤の匂いとともに刷り込みができている。
しかし今聴いても青春の香りを湛えた素晴らしい演奏だと思う。
プレヴィンはニールセンはこの曲しか録音していないがなぜこの曲を
指揮者の最初期に録音したのだろうか?
録音はキングスウエイホールでスケール感はほどほどだが非常に新鮮な音がする。

第1楽章は落ち着いたテンポで折り目正しい音楽。誠に気持ちいい。
ここには潔い思いがある。
第2楽章も保有盤中最長の演奏時間。ロマンティックな音楽ながら清潔だ。
第3楽章も北欧のやや曇った天気と冷ややかな風を感じさせる。
終楽章は青春の息吹だ。もっと勢いのある演奏はあるが
第1楽章からの古典的均整の中で一貫したフォルムが美しい。
終結に向けての均衡感がプレヴィンのセンスの良さを物語る。
あふれそうな感興をぐっと堪えていじらしい抑制を保つ。

9:41  8:37  8:53  8:31   計 35:42
演奏  S   録音 89点

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