クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第3番 ヤンソンス(94)

2010.12.26 (Sun)
ヤンソンス35
ヤンソンス/オスロPO(94、EMI)は同時期の5番よりは成功。
録音はオスロのコンセルトハウスで軽量ではあるが弦の逞しさも巧く捉えられている。
この曲の場合さほど不足を感じることはない。
第1楽章は速すぎないテンポを基調に時にグッ堪える。大げさすぎない範囲での表情。
第2楽章も一定の流れの中でヤンソンスらしい積極性を出す。管理されたロマンだ。
終楽章は指揮者の意志が横溢。速めのテンポで前のめりなほど。
アクセントをきっちりつけて断片を紡ぐ。中盤から繰り返される主題は徐々に力を増す。
但し、オケのせいか、録音なのか音に深みが欠けるので真の迫力に到達しない憾みがある。
明確さと運動性を保った終結は良いのだが。

10:10  9:42  8:12   計 28:04
演奏  A   録音 89点

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