クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第5番 ヤルヴィ(82)

2010.12.26 (Sun)
ヤルヴィシベ5bis
ヤルヴィ/エーテボリ交響楽団(82,BIS)は余分な感情を排し逞しく描き切る。
ヤルヴィらしく率直さが好感。このコンビの演奏は巧いとか綺麗を通り越して
ほっとする手触り感がある。
録音はエーテボリのコンサートホールで響きは適度で木質の響き。
第1楽章は響きが凝縮しており夢幻性や浪漫的要素よりストレートな演奏。
スケルツォに入る前にトランペットが主題を再現するところでは
荒々しいばかりの強奏を見せる。楽章の終結にかけては図太く盛り上がる。
第2楽章も弱音に傾き過ぎない。
素朴に剛直に進むが最後の最後にかけてテンポを落とし懐かしむところが沁みる。
終楽章も前半はひたむきな演奏だ。終結に向けても作り物めいたことは一つもない。
無骨なまでの一途さで曲を終える。

13:53  10:09  9:22   計 33:24
演奏  A+   録音 90点

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