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クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第6番 ヤルヴィ(83)

2010.12.24 (Fri)
ヤルヴィシベ6bis
ヤルヴィ/エーテボリ交響楽団(83,BIS)は引き締まった動的な演奏。
録音は地元のコンサートホールで落ち着いた響き。
第1楽章の序奏は慎ましく始まるが展開に来るとスピードが上がる。
弦楽セクションがついて行くのが必死。哀しみを断ち切るかのごとく疾走。
第2楽章第3楽章、とくに何もやっていないが音がシベリウスを
そのまま体現したようなちょうどいい感じ。スケール感が大きすぎず小さすぎず。
終楽章も疾走する。めそめそしている余裕がない。
フォルテは逞しいが覆いかぶさるようなことは無い。
この節度がこのコンビならでは。全般にそっけないぐらいだが不足感がない。

8:05  6:02  3:44  9:15   計 27:06
演奏  A   録音 90点

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