クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

シベリウス 交響曲第7番 ベルグルンド(86)

2010.12.22 (Wed)
ベルグルンドシベ47
ベルグルンド/ヘルシンキPO(86、EMI)は表情が千変万化の7番。
録音はロンドンのオールセイントチャーチ。
このヘルシンキPOとの全集ではこの曲と4番がここでの収録。
EMIらしくやや軽めで低域が薄いのは同じだが、よりたっぷりとした響きが特色。
演奏はこの曲を知り尽くしたベルグルンドなのでお手のもの、なのだが
私個人はやや人工的な緩急やもってまわった表情がこの曲に必要なのか疑問になった。
ボーンマス響との演奏はそうした作為が目立たなく自然の優しさに溶け込んでいたが
ここでは煩わしく感じる。終結のプレストは普段は目立たない弦楽の動きを
浮き出させながら雄大な頂点を目指す。ただし録音のせいもあり底力がないのが玉にきず。
シベリウスにおけるベルグルンドを良く書かないのは勇気がいるが残念なでき。

21:24 
演奏 A-  録音 90点

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