クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

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ベートーヴェン 交響曲第7番 カラヤン(62)

2017.04.02 (Sun)
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カラヤン/ベルリンフィル(62、DG)は洗練流麗。
1961から62年にかけてこのコンビで録音された第1回目の全集から。

59年の素朴なウィーンフィルの音と別のカラヤン美学が確立している。
イエス・キリスト教会の美麗な音響とともにレガート全開。
今までにないスマートなベートーヴェンが当時の人に良くも悪くも
カラヤンを強く印象付けた。

特に第2楽章は教会の空間に響く木管の清冽な音と
弦の密やかな音にぞくっと来る。
終楽章は快速なのだが余裕がある。
57年のクリュイタンスとBPOの方がドイツ的な
ドスこい調で無骨なパワーを感じる。
これを聴くとスポーツカーに乗るカラヤンの姿が浮かぶ。
carskarajan.jpg

録音はベルリン・ダーレムのイエス・キリスト教会でのセッション。
当時のDGの典型的な音。バランス良く破綻が無い。
低域はそこそこだが一定の締まりもあり心地よい。

11:23  7:57  7:48  6:36   計 33:44
演奏   A  録音  88点
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