クラシックCD聴き比べ ~ Classic CD Memos ~

クラシック音楽のCDを中心に演奏者への敬意を込めて、つたないメモを書いています。

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ベートーヴェン 交響曲第8番 アバド(87)

2017.03.09 (Thu)
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アバド/ウィーンフィル(87,DG)は健康的な歌。
ベーレンライター版とかピリオドとか無縁の20世紀の演奏。

アバド(1933~2014)は世紀末にかけてベルリンフィルと新しい作法でベト全を録音する。
だが、この盤ではウィーンとよい感じ。伸びやかな弦の歌が印象的。
これを以てアバド⇒イタリア⇒カンタービレというのは短絡で気恥ずかしいが、
そういいたくなる。アクセントは厳しくなく金管なども実にまろやか。
33 morto Claudio Abbado

第1楽章の速いパッセージの中でも木管は隙を見て綺麗に囀る。
トッッティはホールの響きも手伝いシンフォニック。

第2楽章も純粋で流れもいい。

第3楽章はウィーンフィルならではサウンド。

終楽章も実に堂々。

録音はウィーン、ムジークフェライン大ホールでのライブ。
といってもそのクレジットがなければ分からないほどノイズはない。
このホールらしくたっぷり量感のある音。マス的にとらえた当時の優等生的録音。

9:42  3:54  4:51  7:19   計 25:46
演奏   A   録音  91点
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