
ミトロプーロス/ミネアポリス交響楽団(47)は直球のなかにロマンを湛えた演奏。
「20世紀のマエストロ」の中の一枚。録音は古くこじんまり。音は凝縮されているとも言える。
第1楽章は率直であるが、時折見せる溜めや息遣いが流して演奏しているわけでない。
第2楽章は速い。フレーズが紋切り型のように進むが時にテンポを落として見せるなど
この人が剛直一本でないことが分かる。昔かたぎの親父。
第3楽章冒頭はスクラッチノイズが入る。テンポの変化が大きく優しい表情が愉しい。
第4楽章は一転粘りのある表情で荘重さを出すがエッジは立っている。
終楽章は小気味良い。リズムが明確で弾むよう。前のめり。
コーダにはいる前全休止して猛烈に加速して終わる。こうして時折見せる芝居気が愉しい。
9:44 4:45 4:32 5:30 5:02 計 29:33
総合点 B+ 録音 75点



